Google Classroomをいじりまくる午前中
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15回まるまると自分が進められる授業である「プロフェッショナル科目」を今年度から担当できると言うことで、少し、自分の中で授業モードに入っています。この感覚はちょっと久方ぶり。
で、どうにか、なんとか、しようと考えていると……自然に、ICT活用に頭がいくのですね。自分。
「あっ、そうなのか」という感覚。
やっぱり、自分の中ではICTが核なんですね。
「あれやりたい」「これやりたい」「こんなのどうだろう」と考えていく時、「こういうのって、ICTを使ってラクにできないだろうか」と思うわけです。
そこで、まずはGoogle Classroom。今は一般開放されているようですが、本学では、より使い勝手がよいようになっています。昨年度までも、ちらっと覗いてはみたのですけどね、ちょっと使い勝手が悪そう……と思って敬遠していたのです。しかし、まずは使ってみようと思いました。 で、第1回目の授業(オリエンテーション)では、Google Classroomに「第1回の課題」として1回目の授業の感想をそれぞれに書いてアップするようにお願いしました。このアップも「得意に応じてどうぞ」と話し、そのままGoogleドキュメントを立ち上げて直接書くもよし、Wordやpdfのファイルをアップロードするもよし、ノートに書いた感想を写真にとって画像添付という形でアップロードするもよし。しかし、一つだけ、一太郎の形式でアップするのは申し訳ないけれどもやめてください。としました。わたしがMacユーザーで一太郎は所持していないからです。 これが、なかなか便利。
個々人が簡単に区別できる。
様々な形式のファイル(GoogleドキュメントでもWordファイルでもpdfファイルでも画像ファイルでも)を課題として、課題の返信として提出できる。この提出してしまったファイルは編集不可能。
提出してもらったファイル(GoogleドキュメントでもWordファイルでもpdfファイルでも画像ファイルでも)の下に、その人だけに向けてのコメントを書くことができる。(つまり、他者は読めない)
(もちろん)わたしが書いたコメントのコメントを返すことができる。そのコメントも他者には読めない。
まぁ、シンプル。あと、たぶん、これがもしかしたら、Google Classroomの一番の魅力であり、ウリなのかもしれないけれど、それぞれに点数を付けて返すことができると同時に、その点数の集計をすることができる。わたしは、今のところ、ここをかっちりと点数付けて返すことはしないつもりなので、使う予定はない。 つまりは、Google Classroomは、教師が学習者に課題を課し、個々の学習者が返答する。その成績を管理する。という部分に特化していて、使い方はシンプルでわかりやすいのはわかりました。 これは、なかなかよくて。学生が出してくれたレポートについて、さっと教員(わたし)がコメントを書けるのはとてもいいです。使えます。
そこで……。
次を考える私がいます。
「コメント」を学習者一人とわたしだけ、でなく、互いに入れ合うことはできないものかと。
例えば、上の例で言えば、感想についての感想(コメント)を互いに入れ合うことができないものかと。
そこで、本日午前中、院生さんを2人研究室に呼んで、いろいろと動作実験。
やはり、三人寄れば文殊の知恵ですわ。
この話題に関して次なる報告があるかどうか……。
楽しみにしておいてくださいませませ。